zh-hantzh-hanskojaen

背景色

文字サイズ 標準 拡大

久しぶりの更新となりますが、YG改め桜娘でございます。

すっかり秋めいてまいりましたねぇ・・・。私の通勤する途中には、ただいまこのような風景が広がってます。

ここは某酒造メーカーさんの裏側にある畑です。夏にはヒマワリが咲き誇っておりましたが、今は一面コスモス畑となり、とってもきれいです!

2009101807290000

・・・と前置きはさておいて、島津発祥まつりの話題に!!

 

今回は、2009年11月6日(金)にウェルネス交流プラザにて開催いたします『島津講談会』の話題です。

 

img006

今年2月にステーションホテルにて開催された講談会に行かれた皆さん!

あの3人の講談師、『太平洋』・『旭堂南陽』・そして紅一点『旭堂小二三』が、9か月ぶりに都城に戻ってまいります!!

 

『そもそも講談って何?』

わたしたちには耳慣れないというかあまりなじみのないものですが、簡単にご説明させていただきますと

講談とは寄席(よせ)の1つであり、おもに軍記物や・武勇伝・政談などを、おもしろく調子をつけて読んで聞かせる話芸のことです。

 

よく落語を引き合いに出されることが多いのですが、落語の演目が「出し物」と呼ばれるのに対して、講談は「読み物」と呼ばれるようです。

これは落語が、みずから登場する人物になりきり会話を中心に物語を展開させていくものであり、対する講談は、台本を置いて、あくまでもストーリーテラー(語り部)として物語を進行していくものだからです。

なので、落語は、話の『間』を大事にしますが、講談は、(聴衆を飽きさせないように)張扇で釈台をたたきながら、まくし立てるような口調で演じたりと、独特のテンポやリズムを重視します。

 

もともと講談は、戦国時代、御伽衆(おとぎしゅう)たちが、太平記などの軍記物や歴史物に調子をつけたり注釈をつけたりして語るものだったそうで、それゆえ、主体は数々の戦に注釈をつけて語る軍記ものでした。

江戸時代に入ってからは大道芸の一つとして庶民にも浸透し、『講釈』として常設小屋などで盛んに演じられるようになったようです。そして、明治時代になると、歌舞伎や芝居のネタも演じるようになったので、注釈をつけて物語を語る『講釈』から様々な物語を語る『講談』と呼ばれるようになって、現在のものとなってそうです。

そういえば、

『この紋所が目に入らぬか!!!』の名文句で知られる水戸黄門も元々『黄門漫遊記』のタイトルで講談にて扱われたことが人気を得たきっかけだそうで、その他、映画やTVなどを通じて現代に知られる『国定忠治』や『清水次郎長』、そして『大岡越前』など時代劇のヒーローは、講談が生みの親なんだそうですよ。

 

実は私、昨年2月に、今回来都される3人の方の講談を拝見させていただいたのですが・・・、

とにかくおもしろくて一度は見に行ってみる価値あり!!!って感じです!!!

講談独特のリズミカルでメリハリのあるはぎれのよい語り口に、ついつい引き込まれてしまい、『えっ!?えっ!?次はどうなるの???』っていうところで・・・・。

・・・・・、

っとまあ、とにかく講談の面白さを知りたい方はとにかく観に行ってみてください!!!

今回は都城島津をモチーフにした創作講談を披露とのことでますます目が離せません。

大人から子どもまで楽しめる楽しい会になると思います。

島津発祥まつり限定!発祥まつりでしか聞くことのできない講談をぜひお試しあれ★

(前売り券は1,000円で、都城観光協会事務局(JR都城駅内)・ウェルネス交流プラザにて好評販売中です!)

以上、YG改め桜娘でした♪