かつての難所につくられた輸送水路 宮崎県を代表する河川『大淀川』にはかつて観音瀬と言われる急流がありました。岩盤とその先の滝に船の行き来ができずに物流の難所となっており、都城島津家第22代久倫の命により水路を作ることになりました。 寛政3~5年(1791~1793)に2年をかけて完成したのが長さ90mの観音瀬水路です。明治22年には高城側にもう一本水路が掘られました。 季節によって水量が変わるため、はっきりとした姿は12~2月に見ることができます。 施設情報 所在地 宮崎県都城市高崎町縄瀬・高城町有水(都城市内から車で約60分) 連絡先 駐車場