こんにちわ。桜ムスメです(*´・ω・)ノ★☆★
今日は桜まつりの関係で母智丘公園に行って来ました。
そこで、桜がかかる病気について教えてもらいました。
さて、下の写真は桜の木ですが・・・・・皆さんわかりますか???
↓
写真の赤い○印をつけているところ・・・。
拡大すると・・・・
↓
(゜ロ゜)/ギョェ~~こんな感じ!!
通常の枝と比べて、枝が多数に出ており、ほうき状になっているのが確認できると思います。
これは桜の病気、その名も 【テングス病】 というもの★
漢字では、 【てんぐ巣病】 と書きます。
って・・・、てんぐの巣って見たことないですけど・・・。
何でも 高い木の上に出来る巣のようなもの―。 というところからその名がついているそうです。
こちらの写真なんかかなり鮮明に確認できると思います。
てか・・・。
この病気、かなりやばいんです・・・。
【テングス病】 とは、カビの一種であるタフリナ菌に感染したときに発生する病気なんですが、この病気、説明すると。
まず、この菌が桜の木の傷口から入ると、宿主となる桜の木の中で自分に必要な物質を作ります。
そうすると、ホルモンの異常合成が起こり、その結果細胞が増殖されると、
芽がたくさんついて枝が異常に密集する のだとか。
しかもやっかいなことに、この病気は、伝染性がとても強く、
1つの木が病気になってしまうと、近くの木にもあっという間に広まってしまうんですって。
冬に入り落花した葉っぱに見られる白っぽい粉のような胞子が、
春になり気温が高くなると、雨や風などによって空中を舞い、他の木に伝染します。
この病気にかかった木をほったらかしていると、最終的に枯れてしまうそうです・・・!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
だから、胞子が飛び始める春を迎える前に 【枝打ち】 をして、しっかりと治療をすることが必要になるわけです。
毎年、母智丘公園でも、テングス病の桜の枝打ちをするのですが、今年ももちろん実施します。
例年、2月中旬頃に実施しているので、今年もそのあたりを予定しておりますが、
詳しい日程が決まりましたら、また告知いたします。
春の桜のシーズンに備えて・・・。しっかりと病気を治して(o゚▽゚)o
以上、桜ムスメでしたぁ~ (*´・ω・)ノ!!!