貴重な石仏群が残っています
西生寺は一説によれば平重盛の創建で、当初は霧島山の佐野(高原町狭野)にあったといわれる。これを仁安2年(1167)、時の住持尋誉上人がこの地に移されたと伝えられる。
本尊は阿弥陀如来、開山は尋誉上人で、天台宗からのちに真言宗に改められた。ちなみに本尊の阿弥陀如来像は信濃国善光寺にあったものと伝承される。
いつの頃か、裏山の崩壊により寺院ことごとく埋没したといわれ、その後は北方に再建され、藩主・領主の厚い信仰を受けたが、廃仏毀釈により廃寺になった。
現在も寺跡に石塔類が残っているが、なかには中世~戦国期の年号銘のあるものもあり、貴重な文化財となっている。
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施設情報
所在地 | 宮崎県都城市安久町 |
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連絡先 | |
駐車場 | 普通車:約5台 |
アクセス | JR日豊本線都城駅から徒歩で約20分 |
URL | https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/site/bunkazai/3342.html |