皆さんこんばんわ。桜ムスメでごじゃります♪
ところで、長らく記事を書けていなかった【都城は○○どころ】シリーズですが、
久々にUPしてみました☆
今回はこちらの話題!!!!
です!!!
HPですでに告知しているので、いまさらのことですが。
3月27日・28日の2日間(桜まつりと同じ日)で 【第23回都城弓まつり全国弓道大会】 を開催します!!!
今回、全国から中学・高校の部、一般の部あわせて、約2450名の申込みがありました♪
皆様、多数のお申込みありがとうございました。
さて、ところで都城は、『日本一の弓のまち』なんですよ~!!!!
というのも、全国シェアの90%以上の竹弓をこの都城で生産しているからなんです!!!
これが都城大弓(都城弓製造業協同組合HPより転載)
そもそも弓道は日本が誇る伝統競技の一つであり、今や日本だけにとどまらず、海外各国でも特にヨーロッパなどを中心に競技人口が増えつつあるんです。
そんな現在でも、弓道で使用する竹弓のほぼ90%以上は、都城の職人さんたちの手によって生産されているんです。
ぎょ!!!!(((((゚ロ゚屮)屮
これってすごいですよね・・・!!!
だって現在全世界の弓道人口はおよそ40万人とも50万人とも言われてるようですし、まあもちろんそのすべてが竹弓を使用しているわけではありませんが・・・
弓道競技者で竹弓を使用している方の持ってる弓の90%以上を都城の職人さんがカバーしてるってことですもんね・・・
そういえば以前、弓師の横山黎明さん の工場へおじゃまして弓製作の見学をさせていただき、弓が出来上がるまでの工程を、ひとつひとつ丁寧に教えていただいたのですが・・・、
竹を燻して煤で色をつける「室」って場所があるんですけど、そこの匂いがいい匂い~!!!って一緒に見学に行った子と騒いだのを何よりも覚えてますが・・・(ちょっとフェチの領域に入ってました)
ってそんなことよりも。
その丹念な作業を目の当たりにして、こんなにも繊細かつ慎重な作業の連続をひとつひとつ確実にこなしていくことができるなんて・・・と
ものすごい驚きでした。
伝統の技は宝ですね!!
ちなみに弓製作のおもな工程は、
まず、竹をハゼで包むようにして張り合わせた芯を、 さらに両側から弓竹で挟み張り合わせ原形を作り、これに竹製のクサビを1本1本打ち込み、
締めながら、半円状の弓の形に反りをつけ、最後に弦を張って仕上げるというものです。
さらっと説明しましたが一つの弓を完成させるためには多大なる時間を要し、なんと!その工程は200ともいわれてるんです! それらの工程を一人の職人が、ほぼ手作業ですべて行うんだそうな・・・。
(弓製作の工程【都城弓製造業協同組合HP】 ※写真付きで丁寧に紹介されてます)
これらの伝統的な技術をすべて修得するには、10年以上かかるそうで、まさに職人さんの腕と技がものをいう世界なんだなあと改めて実感!!
ちなみに。
都城の地でなぜ弓作りが盛んに行われ、現在まで続いているのかというと、
じつは、この都城の地っていうのは、弓の材料となる竹やハゼの木にとても恵まれており、それが、都城大弓として名を馳せる一端を担ったというわけなのです。
江戸時代に島津藩の武士のために弓を作っていたのが始まりだそうで、島津家にも「御用弓」作りの職人がいたとの記録が残されているそうですよ。
そんな【都城大弓】も、平成6年4月には国のなんと伝統的工芸品の指定を受けまして、
日本で唯一の竹弓の産地として、特色ある地域つくりに貢献してます。
また、現在都城では、9名の弓師さんが伝統工芸士に認定され、高い技術を誇り、おのおのが伝統と技術を受け継いでいくべくさまざまな取り組みをおこなっているとのことです。
この素晴らしい伝統の技を、これからも絶やすことなく守り続けていくことが、都城にとって大切な課題ですね。
さてさて、何度も書いちゃいますが、
いよいよ3月27日(土)・28日(日)に、第23回都城弓まつり全国弓道大会が開催されます。
27日は中学・高校の部、28日は一般の部となっております。
昨年は弓まつりを担当させていただき、初めてあんない大勢で弓を射る様を目の当たりにして、
その迫力にかなり!!!圧倒されました☆
こんな大きい大会が都城で開催されることがまずすごいと思いました。
弓道を見たことがない人、ぜひ一度会場に足を運んで観覧してみてください!
絶対!
それではまた!!桜ムスメでございました!