西郷隆盛を祀る神社
昭和2年は西南の役(明治10年)の50周年にあたり、記念行事が関係各地で行われた。当時の庄内町を中心とした、旧庄内郷関係者に、西郷南洲翁の遺徳を偲び併せて翁と死を共にした旧庄内郷戦没者の霊をまつり、これを後世に伝えようとの機運が昂った。よって従軍関係者及び先輩有志の協議で浄財を募り、神社を創建することになった。幸いにそのとき諏訪神社の改築があり、古い社を譲りうけ、加うるに棟梁の美技をもって、旧城山の一角のこの地に、願望の社殿が竣工したので鹿児島の南洲神社に分霊を請願して、昭和4年5月遷座が行われた。
祭祀者
西郷南洲翁他庄内郷戦没者56名、神社創設以来、住民厚く敬愛し、祭祀ととどこうりなく行われたが、過ぐる日中戦争及び、太平洋戦争に際し、出征者の無事帰還を祈願し又、夏の六月灯や秋の相撲大会に近郊近在から老若男女あい集い喜びも悲しみも、この社頭でともにしてきた。
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施設情報
所在地 | 〒885-0114 宮崎県都城市庄内町 |
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連絡先 | |
駐車場 | あり ※庄内児童公園(安永城跡)駐車場からも行けます |
アクセス | 宮崎自動車道都城ICから車で約25分 |
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